のどのケアの方法

のどのケアの方法

風邪をひいたときにのどの調子がおかしくなることはよくあります。
まずのどから風邪が始まる方など、のどのケアは重点的に行いたいでしょう。
風邪予防などを考えるとき、どのようなケアをすればいいか方法をご紹介しましょう。

うがい

風邪予防の方法として、手洗いとともによく推奨されますよね。
外から帰ってきたときなどうがいをするといいでしょう。
のどのケアを考えるならうがい薬を使った方がいいように思うかもしれませんが、最近の研究では水のうがいの方が風邪予防になることがわかっています。
ただの水でいいなら特に準備もありませんし、自宅以外の場所でも気軽に行えるケアの方法となります。
口の中を一度しっかりゆすいだあと、水を使ってガラガラとうがいをしてください。
のどについているホコリや異物などを洗い流すほか、せん毛の働きを活発にして細菌やウイルスの付着を防ぎやすくする効果もあります。

マスク

マスクをすることで異物がのどに入りにくくします。
また、マスクをすると、外の空気は乾燥していても、マスクの中は湿度が高くなり、のどが乾燥しにくくなります。
これも風邪予防のためには大事なことです。
のどが乾燥すると風邪もひきやすくなりますが、マスクをすることで乾燥を防ぎ、風邪をひきにくくなるのです。

のど飴

のど飴にはのどのケアになる成分が含まれていますから、なめることでのどが少し楽になります。
のどが痛いときになめる医薬品としてののど飴もありますが、まだ痛みなどがなければ普通の食品としてののど飴で十分です。
これをなめることでのどが加湿され、風邪をひきにくくなるという効果もあります。

適度な加湿

のどを痛めないためには適度な加湿が大事です。
自宅の部屋などが乾燥しているとのども乾燥しやすくなり、風邪をひきやすくなる恐れがあります。
加湿器を使う、タオルを濡らして干すなどするとお部屋の湿度が上がります。
これものどをケアする方法となるでしょう。

のどを酷使しない

のどをケアする方法として、酷使を避けることも大事です。
カラオケに行きすぎる、大声を出し過ぎるなどするとのどを痛めやすくなります。
通常に使う分には問題ありませんから、酷使し過ぎないようにしてください。

のどが痛いときは

のどのケアの方法をご紹介しましたが、これらを実践してもやはりのどが痛くなることもあります。
そのときはしっかり休養することも大事です。
風邪をひいたときにのどが痛くなるのは体の免疫反応となりますから、これを無理に抑えると治りが遅くなることもあります。
少し痛い程度ならしっかり休養しつつ様子を見るのもおすすめです。
痛みがひどいときや、それによって水も飲めないなどのときは、速やかに耳鼻科など受診してください。