病院の選び方

病院の選び方の基準に大きな要素を占める通院しやすい病院

お医者さんが通院しやすい病院を推すのには意味があります。

通院が不便だと受診する意欲がそがれてしまうのです。

そうなれば受診が遅れて病状が悪化する可能性も出てきます。

たかが風邪と侮っていてはいけません。

自己判断で風邪の症状だと思い込んでいてももしかしたらその陰に重篤な病気が隠れているかもしれないのです。

また、治療が完全に終わるまできちんと通院するには通院しやすさはとても重要です。

病院の通いやすさは病院の選び方の中でもとても大切なことです。

実績や口コミも大きな要因

診療実績は、その病院がその病気に精通しているかどうかの判断基準になります。

実績が多い病院の方が安心です。

診療実績の記録はその病院にすべて保管されています。

また口コミも大きな要素になります。

インターネットに公開されている口コミも大いに役に立ちますが、最も安心感を与えてくれる口コミは家族や知人です。

特に家族の場合には、単なる口コミにとどまらずに治療結果を生活の中で確認することもできます。

家族が治療の効果を実感して暮らせているということは口コミ以上に頼りになる事柄です。

施設や設備のきれいさも大切です。

最新の設備があるのは魅力的です。

また建物が新しいのも魅力的です。

しかし、掃除が行き届いていなかったり、設備がくすんでいたりすると、いかにも手抜きな感じがしてしまって安心できません。

実際、きちんとした診察や治療をするためには、清潔で手入れの行き届いた設備が必要です。

スタッフの質

病院の質はスタッフに現れます。

スタッフが不機嫌に働いていたり、適当に手を抜いていたりする病院は信頼できません。

また患者に対する態度に節度がなかったり、説明などが丁寧にできない場合には、医師の質もあまりよくない感じがします。

また気になるのは、スタッフ同士の関係です。

チャラチャラ仲良しである必要はありませんが、みんながチームプレイをきちんとこなせる病院を選ぶことが大切です。

チームワークの悪いスタッフは医療ミスの原因にもなりかねません。

医師の経歴

医師の経歴も興味のあるところです。

この場合の経歴はどんな病院でどんな治療実績を積んでいる先生かということです。

どんな大学を出たかということはあまり問題にはなりません。

医学生としての成績よりは、医師としての勤務実績の方が病院の選び方の基準としては重要です。