鼻の辛い症状の予防

鼻の辛い症状の予防

鼻には鼻水が出る、鼻がつまるなどの症状がよく現れますが、これらが起きると息がしづらい、しゃべりづらい、食べ物の味がわからないなど辛い症状となりがちです。
これを予防するには、鼻の症状が出る病気やアレルギーをできるだけ予防することが大事です。

風邪の予防

鼻の辛い症状が出る主な病気の一つになるのが風邪です。
鼻風邪をひいたときなど鼻水や鼻詰まりが中心の症状となりますし、全身にいろいろな症状が現れる風邪でも鼻に症状が現れることは多いです。
鼻の症状を予防したいときは風邪をひかないように十分注意するといいでしょう。
風邪を予防する方法ですが、まず大事なのは手洗いやうがいです。

冬はもちろんですが、それ以外の季節でも外から帰ってきたときをはじめ、手が汚れるようなことがあればしっかり石鹸などを使って手を洗ってください。
このときには洗い残しが出ないように意識して手の間や爪先、手首なども洗うのがコツです。
うがいも大切です。
水道水でうがいすると風邪をひきにくくなる可能性が最近指摘されています。
うがい薬を購入する費用なども必要なく、簡単にできる風邪予防の方法になります。

このような手洗いうがいのほか、健康的な生活を心がけることも大事です。
体の疲れやストレスをためすぎないこと、バランスの良い食事を心がけること、睡眠はしっかりとることなど心がけると風邪をひきにくくなります。
すると風邪による鼻の辛い症状に悩まされることも減ります。

アレルギーの予防

花粉症やダニなどのアレルギーによっても鼻の辛い症状が現れることは多いです。
これを予防するには自分が強く反応するアレルゲンに近づかないことが大事です。
目に見えない花粉などのアレルゲンを完全に避けるのは難しいですが、その花粉が飛んでいる時期になるべく外出を避ける、自宅の窓を開けないなどすると花粉との接触をなるべく減らせます。

ダニアレルギーの場合は絨毯などを部屋に置かない、布団にはシーツやカバーをかけてこまめに洗濯する、布団はしっかり干したり、定期的にクリーニングに出すなどするとアレルゲンとの接触を減らせます。
このようにすることでアレルギーが起きにくくなり、鼻の辛い症状をなるべく予防できます。

なお、自分が強く反応するアレルゲンがわからないとアレルギーの予防は難しくなりますから、なるべく自分のアレルギーについて調べておくといいです。
これは耳鼻科や内科などで実施しているアレルギー検査を受けることでわかります。
アレルギーの症状があるときに相談すると保険適用にもなりますから、鼻の辛い症状の予防のためにも調べておくといいでしょう。