うがいの方法

うがいはきちんと行おう

風邪予防の取り組みといえば手洗いとうがいが有名ですよね。
このうがいの方法ですが、きちんと正しいやり方を確認したことがない方もおられるでしょう。
せっかくのうがいも正しくやらないと効果があまり期待できません。
風邪をひきやすい冬など、毎日うがいをするなら正しい方法を意識して行ってください。

まずは口の中を洗おう

うがいといえば水やうがい液などを口に含み、上を向いてガラガラするというイメージが強いでしょう。
それは間違っていないのですが、まずはその前に口の中を洗います。
水やうがい液などを口に含み、上を向かずに口の中を洗いましょう。
固く口を閉じ、水やうがい液などを左右の頬を行ったり来たりさせるようなイメージで、グシュグシュとしっかり洗って吐き出します。
これをやるのは口の中にいるウイルスや細菌を洗い流すためです。
これを最初にやるのが基本的な方法となります。

2~3回のガラガラうがい

口の中を洗ったら、上を向いて行うガラガラうがいを行います。
水やうがい液を口に含み、上を向いてしっかりとガラガラしてください。
このときに時間の目安があります。
できたら10~15秒ほどガラガラを継続してください。
実際にやってみるとかなり長く感じることも多いでしょう。
正確に時間を測ってまでやる必要はありませんが、気持ち長めにガラガラをするのだと覚えておいてください。
そのようなガラガラうがいは2~3回行います。
1回だけでは効果が薄いことがありますから、2~3回かけてしっかりとうがいをしましょう。

うがい前の手洗いを忘れずに

水でうがいをする場合、手の平に水をためて口に含む方もおられるでしょう。
この方法でうがいをする場合、必ずうがいの前に手洗いをします。
そうしないとうがい液となるその水には手に付着していたウイルスや雑菌が大量に含まれることになり、うがいの意味があまりなくなります。
また、手洗いはうがいと並んで風邪予防の大事なポイントです。
風邪になりたくないからうがいをする方は手洗いも忘れずにやっておきましょう。

手洗いの方法ですが、ソープなどを泡立てて20~30秒近くかけて洗います。
洗う時間が短いと手に付着したウイルスなどがあまり除去されていませんので注意してください。
また、洗い残しが出ないように、指先や爪の間、指の股など十分に注意して洗います。
このような方法でしっかり手洗いをすればそれ自体が風邪予防になりますし、その手で水を汲んでうがいをしても問題はありません。
風邪予防のためのうがいをするときはこれら方法をしっかり確認して行ってください。